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ツチノコは地中で生活している

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ツチノコは地中で生活している

ツチノコは地中で生活している

土の中から出てこない夜行性

飼育槽の盛り土とツチノコの位置

約1年にわたる飼育観察の中で、ツチノコが自らの意志で地表に現れたことはほとんどなかった。このことから、ツチノコの生活領域は土中に限定され、他のヘビ類と比較してもかなりの特殊性がうかがえる。

ツチノコの目は小さく、退化しその機能をほとんど持たないことから、一生のうちほとんどが土の中で生活しているということを表している。また、ツチノコは著しく光を嫌った。

活動時間は、深夜2時からせいぜい明け方の4時くらいと非常に短い時間に限られており、完全に夜行性であった。

性質は極めて臆病で、夜になると幾分活発になるが、それでも地表に自ら姿を現すことはなく、ツチノコを観察する際には、土を掘り返す必要があった。

昼間、ツチノコを観察するために何度も掘り起こしたことがあったが、掘り起こされると再び土の中へ戻ろうとする。これをしつこく続けると、普段おとなしい性質のツチノコが、一変して威嚇行動に出ることもあった。

地中へ深くもぐる習性

ツチノコを掘り起こす際、たいていの場合は飼育槽の最下部へ身を潜めていることが多かった。

最初、飼育槽の土の深さは50センチ程度だったが、のちの昭和18年(1943年)8月に2回、9月に1回、盛り土をして深度を増し最終的な飼育層の深さを約1メートルほどにした。

この作業は、ツチノコの生活行きとしての土中での深度を探ったものであるが、いずれの場合も飼育槽の最下部に身を潜めていた。

このことから、ツチノコの土中での生活行きは、かなり深いところにまで及ぶことが推察できる。平地での生息ではなく、当初捕獲されたところのような山間部の湿地帯がツチノコの生息に適した環境だと思われる。

ツチノコの食性

このような生体であったことから、木之倉はツチノコのエサとしてミミズを与えていた。

土質を肥沃のある腐葉土都市、その中でミミズを繁殖させエサとしたのである。

通常のヘビであれば、野ネズミや小鳥などの小動物を食べるのだが、ツチノコが土の中で生活していることを考えると、同じ土中生物であるモグラやケラなども食していた可能性がある。

ツチノコの食性に関しては、エネルギー消費を効率化した体形と体脂肪を効果的に蓄積する機能により、思いのほか少量の接餌で生命を維持できる可能性もある。

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